予算の増額が決定!それでも「こどもエコすまい支援事業」の申請を急ぐ2つの理由

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予算の増額が決定!それでも「こどもエコすまい支援事業」の申請を急ぐ2つの理由予算の増額が決定!それでも「こどもエコすまい支援事業」の申請を急ぐ2つの理由

※本事業は2023年9月28日に予算の上限に達したため申請受付が終了しました。
参考:国土交通省「こどもエコすまい支援事業の申請受付を終了しました

2022年11月8日からスタートしたこどもエコすまい支援事業。

若者夫婦世帯や子育て世帯が新築住宅の取得を支援してくれる制度とあって、建築資材の高騰や設備投資にコストがかかり住宅価格が高くなる今、ぜひとも活用したい制度のひとつです。

本サイトでもこどもエコすまい支援事業についての概要や対象となる条件などをまとめた記事をいくつか紹介してきました。
※気になる方は、以下の記事もぜひご覧ください。

そんな「こどもエコすまい支援事業」ですが、2023年7月28日に国土交通省から予算の増額が発表されました。

補助金の交付申請を開始した3月31日から執筆時点(8月1日)より前に80%を超える申請額の推移であったことから、ハウスメーカーの現場からは「早期に終了してしまうのではないか」といった声も上がっていましが、今回の発表によって住宅購入を検討している方にとっては朗報です。

そこで今回は、国土交通省のリリースからこどもエコすまい支援事業の予算増額について掘り下げて紹介します。

参考:国土交通省「こどもエコすまい支援事業の予算を約209億円増額します

この記事で学べるコト

  • 予算増額の概要がわかる
  • 予算が増えても申請を急いだほうが良い理由がわかる

1.予算の増額は既定路線?209億3,500万円が増額した背景

予算の増額は既定路線?209億3,500万円が増額した背景

国土交通省は2023年7月28日にこどもエコすまい支援事業の予算を209億3,500万円増額すると発表しました。

令和4年度第2次補正予算で創設した本事業は1,500億円の予算でスタートしていたため、これで1,709億3,500万円の予算です。ただし、この増額は規定路線といえます。

理由は、2022年12月23日に令和5年度予算政府案が閣議決定し2023年3月28日に政府案で予算が成立していました。

国土交通省としては「脱炭素社会の実現に向けたグリーントランスフォーメーションの推進」を掲げており、そのひとつとして「住宅・建築物の省エネ対策等の強化」に取り組むための予算をすでに確保していた背景があります。

参考:国土交通省「令和5年度予算決定概要

そのため今回は、令和5年当初予算のなかから「こどもエコすまい支援事業」に209億3,500万円を既定経費として活用することとなったのです。

2.【現状把握】交付申請の受付を開始してからの申請戸数と申請額の推移

続いては現状を把握しましょう。

以下の表は、こどもエコすまい支援事業事務局のホームページに掲載されている7月10日時点の交付申請されている対象住宅の戸数と申請額です。
※新築住宅とリフォームの合算です。

年月 申請戸数 申請額 使用率
2023年4月 84,835 419億6,627万円 24.55%
2023年5月 70,639 223億4,800万円 13.07%
2023年6月 74,182 240億2,580万円 14.06%
合計 229,656 883億4,007万円 51.68%

出典:こどもエコすまい支援事業事務局「予算に対する補助金申請額の割合

交付申請の受付が3月31日に開始したため、本制度がスタートした11月8日以降の申請分が4月にまとめて計算されています。

ちなみに、事務局のホームページでは補助金申請の予算到達率を毎日更新で掲載しています。最新の情報を知りたい方は、こどもエコすまい支援事業事務局のホームページをご覧ください。

3.予算が増額でも申請を急いだほうが良い2つの理由

予算が増額でも申請を急いだほうが良い2つの理由

予算が増額するとはいえ、交付される補助金には限度があります。

そこで最後に「こどもエコすまい支援事業」の活用を検討されている方に向けて、申請を急いだほうが良い理由を2つ紹介します。

3-1.今回の増額分は約1ヵ月の延命

前述の「2.【現状把握】交付申請の受付を開始してからの申請戸数と申請額の推移」で紹介しているとおり、増額による効果は大きくありません。

増額した209億円超の予算はこれまでの推移からも見てとれるように、1ヵ月で終了してしまう見込みです。

また、増額した予算のすべてが新築住宅に充てられる補助金だとすると20,935戸分です。

国土交通省が公表した令和4年計の建築着工統計調査報告によると、2022年に新築された持ち家と分譲住宅(戸建)の着工戸数は399,279戸ですので全体の約5%にしかなりません。すべてがZEH水準の住宅というわけではないので参考程度の数値ですが、期待できる効果は少ないと言えるでしょう。

参考:国土交通省「建築着工統計調査報告

3-2.申請期限が延長されるわけではない

もうひとうが、予算を増額するからといって申請期限が延長されるわけではありません。

補助金の交付申請期限は、遅くとも2023年12月31日までです。さらに、予算の上限に達したら申請の受付が終了してしまうので注意が必要です。

申請額の推移からも期限を迎える前に上限に達してしまうのは容易に想像できるため、早めの行動が良いでしょう。

まとめ

2023年7月28日に予算が増額したとはいえ、これまでの申請額の推移から鑑みるに約1ヵ月の延命となっただけです。また、申請期限が延長されるわけではないので、注意が必要です。

国土交通省が7月28日に公表する前は80%を超えていた予算が、8月1日0時時点で76%となりましたが、依然として高い推移で申請件数が増えているため、早期に終了する可能性が高いでしょう。

予算が増額したからといって交付を受けられなくなる可能性は十分にあるため、こどもエコすまい支援事業の活用を検討している方は、なるべく早く行動することをおすすめします。

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